超音波探傷試験(ちょうおんぱたんしょうしけん)とは、超音波を試験体内部へ伝播させてきずから反射した超音波の強さと反射する範囲を元にきずの大きさや形状を推定することによって、試験体の評価を行なうものである。適用対象は鉄骨、橋梁等の鋼構造物の、溶接部や部材に適用する
特 徴
●溶接部、鍛造品などの内部きずの検出に適用される。
●超音波の進行方向に垂直な面状きずが検出しやすい一方、球状きずの検出は不得意である。
●粗粒材(オーステナイト系網、鋳造品)および、鉛は適用困難である。
磁気探傷試験(じきたんしょうしけん)は、材料の非破壊検査法の一種で、英語でMT(Magnetic Particle Testing)!とも呼ばれる。
強磁性体の材料のみ検査可能で、材料表面の開口欠陥(クラック)と表面直下の欠陥を探し出すことができる。
鉄鋼材料などの強磁性体を磁場の中に置くと、磁化された材料は材料の両端以外の連続した部分では普通に材料内部に磁束が通り何も発生しないが、表面や内部に磁束を遮断する欠陥(クラック)があると、欠陥の両端に磁極(N極・S極)が現れ磁束が表面空間に漏洩する。
この部分に鉄粉または着色磁粉・蛍光磁粉などの検査液をかけると磁極に吸引されて磁粉模様を形成し欠陥の幅が拡大され容易に欠陥の存在を見ることができる。
また欠陥部の磁粉の付着は磁粉の特性と欠陥の漏洩磁場に支配され、これが大きいほど磁粉に付着しやすい。
特 徴
●磁石に吸引される強磁性材料にだけ適用できる。
●表面および表面直下の欠陥を検出できる。
●すべての方向の欠陥を検出するためには、少なくとも2方向の磁化操作が必要となる。
●欠陥深さはわからない。
浸透探傷検査(しんとうたんしょうけんさ)は、材料の非破壊検査法の一種。
英語でPT(Penetrant Testing 浸透探傷試験)とも呼ばれる。
材料表面に開口したきずを探し出すことが可能。 吸水性のよいものやポーラス(多孔質)なもの以外のほぼ全ての材料に使用できるが、検出できるのは表面の開口している傷のみである。
他の非破壊検査と同様、材料を破壊せずにクラックの検出を行うことが出来る為、出荷物の全品検査などに用いることが出来る。
特に染色浸透探傷は、特別な装置を必要とせず現場で手軽に実施できるという大きな利点がある。
非金属材料にも一般にて適用できる点が優れている。
特 徴
●多孔質でなければ、金属でも非金属でも適用できる。
●内部が空洞で表面が開口している欠陥が検出できる
●一回の操作であらゆる方向の欠陥を検出できる。
●指示模様から欠陥の幅、深さを求めることは出来ない。
X線照射装置からX線を照射し、コンクリート裏面に張ったフィルムにコンクリート内部にある鉄筋や配管などを映し出します。
特 徴
●精度の高い内部探査が可能。
●X線照射装置を設置する面の反対側にフィルムを設置することが出来なければ使用できない。
RCレーダー探査は、コンクリート内部を探査する方法で、主としてコンクリート内部の鉄筋の配筋状態を探査することに使用。
特 徴
●探査深度(かぶり深度)は、5㎜~300㎜まで探査可能(現場状況により異なる)。
●探査対象物の材質は、金属、非金属を問わない。
●電磁波の反射は、コンクリートと電気的性質が異なる境界面で起こるので、鉄筋だけでなく塩ビ管、空洞などの探査が可能。
(ただし、塩ビ管、空洞などは鉄筋に比べ反射が弱く、また鉄筋の近くやそれより深い位置に有る場合には鉄筋からの強い反射の 影響で塩ビ管、空洞からの反射が得られない場合もある。)
地中に向けて連続的に投射された電磁波は、空気中と地中などその通過する物質により速度差を生み、埋設管や地下空洞等、電気的性質の異なる物体に到達するとその境界において反射する性質を帯びます。
その反射波を受信処理し、映像信号化する事でモニターに地中の断面画像を表示します。
コンクリート構造物の表面から、電磁誘導法により鉄筋かぶり厚さを測定します。
特 徴
●表面仕上げの影響を受けないため精度が高い。
●表面から深い位置に鉄筋がある場合、精度が下がることがある。
あと施工アンカーボルトは、コンクリート建造物に設置する機器、看板、建造物の固定方法として広く普及しています。
固定された構造物の落下や転倒等が無いよう、予めアンカーの設計荷重を満たし、アンカーボルトの抜けがないことを引張試験で確認することができます。
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